こんにちは!光太郎です。
この記事では、「瓶ビールをラッパ飲みすることについての良いところ」について考えてみたことを書いていきます(^^)
(※ちなみに「缶ビール」ではなく、「瓶ビール」限定です。)
ラッパ飲み・・・つまり、瓶に入ったビールをグラス等に注がず、直接瓶に口をつけて飲む(直飲みする)ということですね。
人生のそれなりの期間、ビールについては種類も量も飲んできたと自負しています。
そんな僕でも瓶ビールのラッパ飲みはたまにしかやったことがありません。
今回はこちらの記事で僕の考えや一般的に言われていることをまとめていますので、ぜひ最後までご一読くだされば嬉しいです!(^^)
ビールはグラスに注ぐ方がいいという基本的なスタンスについて
僕は過去に書いた記事でも「(クラフト)ビールはグラスに注いで飲む方が良い」という趣旨を述べています。
基本的にはどんなビールもグラスに注ぐことを勧めていますし、それはきっと今後も変わることはありません(^^;
ただ、今回の記事はあくまでも「ビールはグラスに注ぐ方が良いのはわかっちゃいるけど、それを知っている上でラッパ飲みすることについて」を考察したものです。
こちらを念頭に置いて読み進めていただけると幸いです!

「ビールをグラスへ注ぐこと」等について書いた記事は、こちらの「クラフトビールを宅飲みする時に絶対やるべき3つのこと【少しの手間が大事】」という記事です。
当ブログの人気記事でもありますので、ぜひお読みください(^^)

1、瓶ビールのラッパ飲みは海外映画のような雰囲気でカッコいい!
実は本記事を書こうと思ったのは、これが最大の理由なんです笑
瓶ビールをラッパ飲みするって、なんだか海外の映画のワンシーンのようじゃないですか?
要するに、「見栄え」の問題です(^^;
例えば外国の映画を見ていて、
そんなシーンを想像すると、超カッコいい!
(と思いません?笑)


超クールじゃないっすか!?
海外の役者さんだから余計に映えるのかもしれないですけど、やっぱりその時手元にあるアイテムが「瓶ビール」だから良いんだと思います。
また、そのシーンが
- 先の例のようなバーだったらお店全体やマスターの雰囲気
- 家の中ならテーブルに並んだ料理や家具等との全体の調和
- アウトドアなら自然やBBQなどとの組み合わせ
といった、料理や周りの風景との相性によるオシャレ感がアップすると個人的に思ってます(^^)
そうそう。
ビールのラベルって、本当にオシャレでカッコいいものが多いですよね。
手の込んだ素敵な料理と一緒に写っていると相乗効果で素晴らしい景色になりますし、例えば山やお花畑など自然の風景をバックにオシャレなラベルのビールが置いてあっても映えまくってカッコいいと思います。


「ビール × 自然」って映えますよね(^^)
これら全体の「雰囲気」レベルをアップしてくれるのは瓶ビールの特徴だと勝手に思ってます!


下の記事では、雰囲気作りの大切さについても触れています(^^)
また、インスタなどSNSをチェックすると、空や海や庭などの『自然物 × 瓶ビール』の組み合わせでアップしている方がたくさんいますよ♪
2、ビールは瓶のままのほうが炭酸が抜けにくく劣化を防げる
こちらは実用的な話ですが、瓶に入ったままのビールの方が炭酸が抜けにくいという特徴があります。
ビールの「泡」は炭酸が抜けるのを防ぎ、液面が空気と触れるのを守ることでビールの酸化を防ぐ作用があります。
これはグラスに注いだ際に大いに役立つのですが、
- 泡はずっと残っているわけではない
- 液面と空気が触れる面積が瓶の口に比べてどうしても広くなる
という変えようのない事実があります。
「泡がなくなるまでに飲み干せばいい」という力技もありますが、そんな大技多用できませんよね・・・(^^;
瓶のまま飲むということは、液面が狭く、空気に触れる部分が少ないため炭酸が抜けにくくなります。
(つまり、劣化しにくくなるということです。)
余談ですが、多くのビール瓶は茶色、次いで緑色のものが多いと思います。
(※Colona Extraなど一部例外あり)
ここで詳しくは書きませんが、日光を通過しにくいという理由でこれらの色になっています。
やはり劣化を防ぐための措置の1つというわけです。
瓶のまま飲むということは、ビールをこれらの保護下にある状態をキープできるので、より痛みにくい新鮮な状態で飲めるということになりますね(^^)


これはワインの話になりますが、ボトルには
・コルクで栓をしている
・アルミ等のスクリューキャップで栓をしている
という2種類があります。
開栓前のボトル内を見ると、中に入った空気の量の差はほんのわずかにスクリューキャップの方が多いです。
しかし、長期保存した際のその劣化度合いの差は歴然なんだとか。
空気に触れるということが、鮮度に大きく関わってくるんですね(^^)
小瓶はラッパ飲み用に開発された?
ところで「小瓶」と呼ばれる小サイズの瓶ビールがあります。
日本では334mlの容量で販売されていますが、海外のビールだと約250ml(8オンス)などの容量のものもあります。
250mlくらいだと、ビール好きな僕らだと一瞬にして飲み干してしまいそうですよね笑
実はこの小瓶、ラッパ飲みするために開発されたという説もあるそうです。
前述の通りビールは炭酸が抜ける前に飲み切るのが美味しいので、飲み切りサイズで提供する方が良いということなんだと思います。
この時もがぶ飲みするのではなくて、グイッ、グイッっと1口ずつ飲むのがイケてる飲み方なんですよね(^^)


瓶ビールの小瓶はラッパ飲み用という説あり
3、準備と片付けがとても簡単になる
こちらも実用的な内容ですが、結構大事だと個人的には思ってます。
ビールを瓶のまま飲むということは、「手間」がかなり減ります!
準備する際にビールをグラスに注ぐとなると、
- グラスを洗っておく
- グラスを用意する
- ビールを注ぐ
- 席まで運ぶ
(3と4は逆の場合あり)
という動作が必要になりますよね。
これだけ見ると大したこと無さそうに見えますが、実はこれが「飲食店」となると結構大変。
準備するグラスは人数分になりますし、もしサーバーから注ぐ生ビールだと、先に注いだグラスの泡は確実に減ってしまいます。
「泡などいらん!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、誰もがそういう考えではないですから・・・(^^;
僕は実際にビアバーを経営していましたが、4人グループくらいのお客さんに提供しようと思うと1杯目に注いだグラスから泡は減ってしまっていました。
実はビールサーバーには泡だけを出す機能があります。
この場合、泡が減ったグラスは最後に泡だけを足して提供していました。
当然「グラスを下げる → 洗う」というオペレーションも増えますから、これらがほぼ全部なくなる瓶ビールでの提供がどれだけ楽かは想像できるのではないでしょうか(^^)


これは自分でグラスに注いだものです(^^)
もちろん「瓶ビール × グラス」を提供して注ぐのはお客さんにやってもらうスタンスでも良いと思いますし、これでも結構楽になると思います。
瓶ビールのラッパ飲みにこんな実用的な面があるなんて!と思っていただければ幸いです笑


ちなみに、ラッパ飲みするのはお客さんにお任せしやすい宴会でのシーンやバーなどでの話であって、一般的なレストラン等ではグラスに注いで飲む方が良いと思います。
要するに「TPO」ってやつですね!
番外編:Corona Extraについて
メキシコの超有名ビール「コロナ(Corona Extra)」はご存知でしょうか?
とても飲み口の軽いライトラガービールなのですが、これの瓶ビールには
というのが一般的に広まっている飲み方です。
ライムを入れる理由については、
- ビールの劣化した感じを和らげるため
- 味にアクセントが欲しいから
- ライムを入れるのが流行るか仲間内で賭けをはじめたから
だとか他にも諸説ありますが、本記事のテーマ「ラッパ飲み」に関して言えば、コロナビールはラッパ飲みが当たり前のスタイルということになりますね(^^)


コロナビール(Corona Extra)はライムを挿してラッパ飲みが当たり前のスタイル(^^)
瓶ビールのラッパ飲みもたまには悪くない!
この記事では、瓶ビールをラッパ飲みすることについての良いところを考察してみました。
まとめると、
ということになります。
僕の個人的な意見も含め、一般的にはビールは缶でも瓶でもグラスに注いで飲む方が良いということで間違いありません。
その方がビールの色を見た目で楽しめますし、「注いだビール × ビール瓶」という『映え』も楽しめます。
また、味や香りがわかりやすくなり、ビールの持つポテンシャルを余すことなく楽しめるというメリットがあるでしょう。
この辺りはグラスに注ぐことで舌に触れる面積が広くなることが関係していますから、「炭酸が抜けにくい」の理由とは真反対になりますね(^^)
しかしそれでも、瓶ビールを直接ラッパ飲みすることにも良いところがあるのもまた事実。
ぜひその時その場面に合った飲み方で、今後もビールを楽しんでくださいね!


味や香りも大切だけど、やはり「ビール飲んでる、イケてる自分」のカッコよさも大事かと・・・笑
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