こんにちは!光太郎です。
クラフトビールに興味のある方・いつも飲んでいる方は、ペールエールというビアスタイルについてどれくらい知っていますか?
かくいう僕もこの記事を書くために調べたことで初めて知った事実もたくさんあります。
かくいう僕もこの記事を書くために調べたことで初めて知った事実もたくさんあります。
ということで、この記事ではペールエールについて詳しい解説をしています。
ペールエールはクラフトビール好きな方なら口にすることが多いと思います。
知識や背景を知って、より美味しく楽しくビールを飲めるようになっていきましょう〜!
ペールエールはクラフトビール好きな方なら口にすることが多いと思います。
知識や背景を知って、より美味しく楽しくビールを飲めるようになっていきましょう〜!
ペールエールはイギリスで偶然生まれたビアスタイル
ペールエールはビールのスタイルを表す名称1つです。
発祥はエールの本場とも言えるイギリス。
「PALE=淡い」という英語の意味の通り、淡い色をしたエールという意味になりますね。
「PALE=淡い」という英語の意味の通り、淡い色をしたエールという意味になりますね。
誕生は1822年と言われています。
このとき、バートン・オン・トレントという場所でいつものようにエールを造ろうとした際、バートン川という今まで汲んでいたのと違う川から水を採取していました。
ここで偶然できたのが琥珀色をした、今までにない淡い色をしたエールだったんです。
なぜ琥珀色になったのかというと、バートン川の水はそれまで使っていた川の水に比べカルシウムなどの硬度が高く、ビール製造過程で麦芽を煮沸するとタンパク質が凝固してしまったのです。
そのおかげでクリアな色味になるのはずのものが淡い色になったというわけ。
そのおかげでクリアな色味になるのはずのものが淡い色になったというわけ。
18世期ごろまでイギリスで飲まれていたエールは茶色や黒など濃い色をしたものばかりだった。
ペールエールはそれまでのエールに比べて薄い琥珀色をしていて、明らかに濃さが違うんですね。
ペールエールはそれまでのエールに比べて薄い琥珀色をしていて、明らかに濃さが違うんですね。
普段飲んでいたエールよりも淡い(ペール)色だから「ペールエール」と名付けられたという、至極単純な理由です。
ペールエールはクラフトビールの「基礎」と言える
ところで現在のクラフトビールシーンではIPAが主流ですが、このIPAは「インディア ペールエール」の略です。
つまりペールエールが元になっているということ。
流行っているビールの元になっているものを基礎と呼ばないわけにはいきません笑
流行っているビールの元になっているものを基礎と呼ばないわけにはいきません笑
・・・なんていうのは半分冗談ですが、実際他に多数あるエールスタイルの元になっているのが今回のペールエール。
等々、ペールエールから派生して誕生したと言われています。
ということで、ペールエールはクラフトビールの基礎となるスタイルと言えますよね。
光太郎
まぁ「基礎」という表現は僕が勝手に言っていることですけど(^^;
ペールエールの特徴
以下にペールエールの特徴をまとめました。
発祥国 | イギリス |
発酵方法 | 上面発酵 |
ABV | 4%〜6%程度 |
味の特徴 | 苦味がやや強くフルーティ |
適温 | 10℃程度 |
合わせたい料理 | サラダ、フィッシュ&チップス |
IPAほどではありませんが、ホップの苦味がやや強く、さっぱり飲めるのが特徴です。
また、ピルスナーのようにキンキンに冷やして飲むのではなく、少し高い温度で飲むようにすると、香りが強まってより美味しく感じられます。
あっさりとした飲み口なので、冷やしていてもそれなりに美味しく飲むことができますけどね。
あっさりとした飲み口なので、冷やしていてもそれなりに美味しく飲むことができますけどね。
発祥国であるイギリスの有名フードであるフィッシュ&チップスなどと合わせたいですね(^^)
イングリッシュとアメリカン、2つのペールエールについて
ペールエールには大きく分けて2種類あります。
- イングリッシュペールエール
- アメリカンペールエール
です。
その名の通りイングリッシュペールエールはイギリスで、アメリカンペールエールはアメリカで生まれました。
というよりも、前述の通り元々イギリスで誕生したビアスタイルのペールエールに対し、アメリカで作られたものと区別するために「イングリッシュペールエール」と呼称するようになったのでしょうね。
それぞれのおおまかな特徴や違いは以下の通りです。
イングリッシュペールエールは、
です。
それに対してアメリカンペールエールは、
です。
とはいっても厳密な違いはなく、あくまで「・・・という感じ」ってところです。
人間の味覚や嗅覚で感じたものを、どこからどこまでと区分するのは難しいですから。
ビアスタイルに迷ったらペールエールで間違いなし!
この記事ではペールエールについて色々と解説してきました。
ペールエールは数あるビアスタイルでも基礎の基礎とも言えるスタイルでしょう。
苦味はやや強いものの、飲み口の爽やかさ、モルトの甘み・香ばしさ、標準的なアルコール度数など、どこを見てもバランスの取れたスタイルです。
苦味はやや強いものの、飲み口の爽やかさ、モルトの甘み・香ばしさ、標準的なアルコール度数など、どこを見てもバランスの取れたスタイルです。
初めて行ったビアパブや、家飲み用にクラフトビールを購入する際、何を飲めばいいのか迷うこともあるはずです。
そういうときは、ペールエールを選んでおけば間違いなし。
そういうときは、ペールエールを選んでおけば間違いなし。
基本となるこのスタイルを飲んで味を確かめ、その後別のスタイルを順に飲んでいくといいですね♪
光太郎
ブルワリーごとのペールエールを飲み比べれば、実力を確かめる指標になるかも!
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