【知ってると得する】低(薄)→高(濃)へ。クラフトビールを飲む順番はアルコール度数と色がポイント!

クラフトビールを飲む順番について解説しましたビールのあれこれ
この記事は約8分で読めます。

こんにちは!光太郎です。

この記事では「ビールを飲む順番、選ぶ順番」についてのヒントを書いてみました。

クラフトビールにはたくさんの種類があります。
居酒屋などでの「とりあえず生ビール」のように、ある意味何も考えず同じものを注文していれば楽なのですが、クラフトビールを楽しむならそうはいきません(^^)

ある程度考えて飲むようにすれば、より美味しくクラフトビールを味わえるんです。

「クラフトビールを一度に何種類も飲む場合に、どういう順番で飲めばいいのか悩んでいる」
という人のお悩み解決になっていれば幸いです♪

クラフトビールは自分の好きなように飲めば一番だと伝えたい

記事を書く前に、大前提として「自分の好きなように飲めばいい」ということだけはお伝えしておきます!

この記事ではあくまで「選ぶ順番のヒント」をお伝えしています。
けど、ビールってそもそも嗜好品。
好きで飲んでるわけです。
だから選び方の本当の回答なんてないのです。

好きなものを好きに楽しめばいいというのが一番お伝えしたいことなのですが、それではビールの持つ魅力を全力で味わえない事もあるので、この記事を書いています。

とりあえず、僕はこの前提を持っている上でお伝えしていきます♪

光太郎
光太郎

人に言われずとも、好きなものは好きに楽しむのが一番です(^^)

最初はアルコール度数の低いものからスタート

何か単純な動作でも、スポーツでも勉強でも仕事でも、何にでも「慣れ」というのがあります。
慣れるためには強度の弱いものから始めて、少しずつ強くしていくのがセオリー。

ビールにもこれは当てはまります。

ビールの場合はアルコール度数(ABV)がポイント。

※アルコール度数のことを「ABV」と言いますが、この記事では「アルコール度数」で統一します。
詳しくはこちらの記事をどうぞ(^^)

アルコール度数が低いものから順に、高くしていくのが慣れるコツです。

ビアバーなどではメニュー表に表記されています。

ビアバーなどではメニュー表に表記されています。

アルコールに強い人なら大丈夫なのでは?と思いがちですが、例えばプロスポーツ選手も試合の前には体を慣らすためのウォーミングアップを必ず行いますよね。

体(胃腸や肝臓)を慣らす「ウォーミングアップ」の意味で、アルコール度数が「低→高」という方向で飲むようにしていきましょう。

光太郎
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空きっ腹に高アルコールは体に悪いですからね!

最初の1杯におすすめのビアスタイル

そこで実際のビアスタイルから1杯目に飲むべき「アルコール度数の低いビール」を選ぶとすれば、僕だったら以下のようなものを選択します。

  • ヴァイツェン
  • ベルジャンホワイト
  • ピルスナー

これらのビアスタイルはアルコール度数の高いものが少なく、最初の1杯として最適だと思います!
特にピルスナーなどは暑い日に1杯目としてピッタリ。
喉を潤すナイスなビールとして一番良いチョイスだと思います(^^)

光太郎
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ピルスナーについて、詳しくはこちらの記事もどうぞ(^^)

それ以外の2種も比較的口当たりが優しく、アルコール慣れしていない人にもおすすめです。

光太郎
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ベルジャンホワイトのビールとして有名なのは「ヒューガルデンホワイト」ですね(^^)

2杯目に飲むのにおすすめのビアスタイル

2杯目に飲むのは少し重たいビールやじっくり味わうタイプのビールがおすすめ。
ウォーミングアップも終わり、本格的に楽しむ時間ってことです。
そんな時に僕が選ぶのは以下のようなビアスタイルです。

  • ペールエール
  • ブラウンエール
  • アンバーエール
  • ボック

などなど。
どれもホップ、モルトの味や香りをじっくり楽しむのに向いているビアスタイルだと思います。

僕は個人的にブラウンエールやボックが好みで、これらはモルトを噛み締めるように味わって飲むビールだと思っています。

食事のメインディッシュにも負けない味わいがあるので、「ダブルメイン」のような感覚で味わうのがおすすめです(^^)

ペールエールはメインに据えるのにちょうど良い(^^)

ペールエールはメインに据えるのにちょうど良い(^^)

3杯目〜締めの1杯におすすめのビアスタイル

3杯目に飲むのにおすすめのビアスタイルは次のようなものですね。

  • IPA
  • ポーター
  • スタウト
  • バーレイワイン

これらはどっしりとしたボディ(口当たり)で、ゆっくり時間をかけて飲むのに適しています。
要するに、「締めの1杯」ってわけです。

この中でも特にバーレイワインは「麦のワイン」の名の通り、アルコール度数も高く、一気飲みするものではありません。
アルコール感と共に、モルトの深い味わいをじっくり楽しみたいビアスタイルです。

対してIPAはアルコール度数が高めというのもありますが、それよりもホップの苦味がかなり効いており、必然的にゆっくり飲むことになるビールといえます。
もちろんこれらの派生系のダブルIPAやインペリアルスタウトといったハイアルコールのビールもGOODですね。

光太郎
光太郎

ちなみに僕は一度に飲むクラフトビールは3杯までがいいと思っています。
その辺の考えを詳しく書いた記事はこちらです(^^)

番外編:フルーツビールについて

番外編として、フルーツビールについてお伝えします。

フルーツビールは原料にフルーツを使っていて、その多くはアルコール度数が低いビールとなっています。
その代わり、よりフルーツ感(ジュース感)が増しているというビールです。

通常、フルーツ(デザート)は食後の締めに味わうものですよね。
僕はフルーツビールも同じように締めの1杯にしていいと思ってます。

アルコール度数は確かに低いですが、フルーツを口にすることで気分的に「締め」って感じになれますから(^^)

食後のデザートとしてフルーツビール、ありですよ♪

フルーツビールは「デザート」として扱うのも◎

フルーツビールは「デザート」として扱うのも◎

ビールの色を基準に飲む順番を決めてもいい

実はもう1つ、ビールを飲む順番を決めるポイントがあります。

それは「ビールの色」を基準にすること。

あくまで傾向ですが、ビールの色が薄いものはアルコール度数が低いものや味が優しい(うすい)ものが多いです。

反対に、色の濃いビールはアルコール度数が高かったり味も濃いものが多いんです。
先ほどの例で挙げたものだと、

  • 1杯目のピルスナーやヴァイツェンは色が金色〜黄色で薄い色
  • 2杯目のペールエールやブラウンエールは暗めの色
  • 締めのポーターやバーレイワインは黒っぽい色

と、大体の傾向として合っていますよね。

IPAのように色が薄めでもアルコール度数が高いものがあるので全部が正解ではありませんが、パッと見た目で判断する方法として知っておいて損はありません!

締めにスタウトを持ってくるのは悪くない選択

締めにスタウトを持ってくるのは悪くない選択!

ビールを飲むときは途中で水を飲むこと!

ちなみに、ビールを飲むときは途中で水を飲むことを忘れずに。

ビールも水分なのでつい忘れがちですが、アルコールは体内の水分を奪う働きがあります。
ビールは炭酸の効果で利尿作用も強くなり、相乗効果で知らず知らずのうちに水分不足になっています。

光太郎
光太郎

水は飲んだビールと同じ量を飲むと良いとされています。
(僕もそんなに飲めませんが笑)

また、水を飲むのは味覚をリセットする効果も。
途中で水を挟むことで舌を新しくし、次に口に含む飲食物の味を鮮明にするんです。

これは料理や飲み物のコンテストで審査員を務めるような人も実際にやっている方法。
そうしないと、次の料理を口にした時に味が判断できないからなんですね。

クラフトビールの味や香りの個性をより楽しみたいなら、合間の水は絶対です!

飲む順番を意識してクラフトビールの楽しみ方をレベルアップしよう

この記事では、クラフトビールを飲む順番についてのヒントを書いてきました。

ポイントとしては、アルコール度数の低いものから高いものへ移行することです。
(または色の薄いものから濃いものへ!)

とは言っても、ビアスタイルは無数にあり、名称を見ただけでどんなものか判断できない場合もあります。

光太郎
光太郎

ビアスタイルについてはこちらの記事を参考にどうぞ!

それよりも記事前半にお伝えしたように、「自分の好きなものを好きなように飲む」ことを意識すればいいかもしれませんね。
ただ、知識として本記事のようなことを知っていると、クラフトビールの楽しみ方をよりレベルアップできると思います。

次の飲み会の時や自宅飲みで何本か飲もうと思っている時に、この情報がお役に立てていれば嬉しく思います(^^)

光太郎
光太郎

クラフトビールをもっともっと楽しみましょう!

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