こんにちは!光太郎です。
この記事ではベルギーのヒューグ醸造所が造る、【La Guillotine(ギロチン):以下、「ギロチン」】を、実際に飲んだ僕の感想を添えてご紹介します。
ギロチンといえば、知っている人は知っている有名な「ある装置」の名前ですよね・・・(^^;
こんな「物騒な」名前の付いたビール、一体どういう味がするのでしょうか笑
結論から先に言うと、今回紹介するギロチンは僕好みでかなり美味しいです!
ギロチンを飲んだことがない人やベルギービールが苦手な人も、ぜひ最後までお読みいただければ嬉しいです!
ギロチンはベルギーのヒューグ醸造所が造るエールビール
ギロチンは、ベルギーにあるヒューグ醸造所というところが造っているエールスタイルのビールです。
ヒューグ醸造所は1654年からビール造りをしているブルワリーで、他に日本でも有名な銘柄だと「デリリウム」というピンクの像が描かれたものがありますね(^^)
ビアスタイルはゴールデンエールと書かれているサイトが多いですが、他にも「ブロンドエール」などのスタイルで紹介している記事もちらほら。
さらにボトルに貼っているラベルには「GOLDEN BLOND」と書かれています。
(単に色の説明かも。公式サイトには特に記載が無く、正確な情報は不明です・・・)

ベルギーのヒューグ醸造所で製造される「ギロチン」
そもそもゴールデンエールやブロンドエールは発祥国もあやふやだという話も聞きますし、「まあそんな感じのビアスタイルなんだな」という方向性が掴めていれば良いと思います笑

ビアスタイル「ゴールデンエール」について解説している記事はこちらにあります(^^)
ギロチンの製品情報
以下がギロチンの製品情報です。
(公式サイトを参照)
僕が購入したのはリカーマウンテン(リカマン)という大手リカーショップ訪問時で、価格は450円ほどでした。
楽天市場やAmazonでも購入可能ですが、リカマンのオンラインショップでチェックしてみるのも良いかもしれないですね(^^)
ギロチンを飲んだ感想
以下は実際にギロチンを飲んだ感想です。
【光太郎主観の5段階評価】


僕の主観なので悪しからず(^^)
見た目はやや明るい茶色で、泡立ちはベルギーのエールビールらしく良い方です。
最初に鼻に入ってくるアロマはハーブ系。
同じベルギーのビアスタイルである「ベルジャンホワイト」に使われるコリアンダーシードのようなスパイシーな香りがしました。
舌に感じるフレーバーはとても複雑で、胡椒、スパイス、蜂蜜、ハーブ、プルーン、リンゴなどの味が絶妙にブレンドされている感じ。
ベルギービール慣れしているかにもよりますが、僕はこのギロチンはめちゃくちゃ美味しいビールだと感じました!


複雑な風味で面白いビールだけど、とても美味しい
ギロチンとオーツクランチビスケットのペアリング
ギロチンを飲む時に、家にあったビスケットをペアリングしてみました。
ハード系のビスケットで食べ応えがあるのですが、硬い食べ物って水分と一緒に摂るとふやけて美味しくなりませんか?笑
このビスケットにはオーツ麦が使われているのですが、実はギロチンの原料にもオーツ麦が入ってます。
つまり同じ素材を使った飲み物と食べ物ということ。
さらに、ビスケットにはストロベリーとカシスも入ってます。
これらはビールには含まれていませんが、前述の通りハチミツやプルーン、リンゴのようなフレーバーという似たような要素を感じます。
ということで、相乗効果でめちゃくちゃ美味しいペアリングとなりました!(^^)


ギロチンとオーツクランチのペアリングはめちゃ美味しかった(^^)
【ベルギービール × スイーツ】はある種定番のペアリングでもありますが、もし迷ったらこんな感じで素材を合わせてみるのはおすすめです♪
デザート感がアップしていい感じになりますよ。


ペアリングについて解説している記事もありますので、お悩みの方は参考にお読みください!
ギロチンの名前について
最後に、「ギロチン」という名前について少し触れておこうと思います。
ギロチンはフランス人の医師「ジョゼフ・ギヨタン」という人物が考案した『断頭台(正確には「斬首台」になる)』の名称です。
ビールのラベルにもイラストが描かれていますね。


王冠にもギロチンのイラストが描かれています
ご存知の方も多いかもしれませんが、これは残酷な処刑をするために開発されたのではなく、逆に受刑者の苦痛を無くすためだったと言います。
処刑の際は首を切り落とすことになっていた当時。
斬首を執行する者の腕が未熟だと、中途半端に斬れてしまってより苦痛を増すことになります。
(斬れているのに生きている。想像したくない・・・)
それが装置のおかげで一瞬にして斬首されることで、苦痛を感じることなく処刑できるというある種の「思いやり器具」とも言えるかも。
(詳しくはWikipedia等をご覧ください)
まあそんな物騒な装置の名前をビールの銘柄にするあたり、ベルギーの人はウィットに富んでるなって思います(^^)


ベルギー人に限らず、こうしたブラックジョーク的なネタをぶっ込んでくる感性・・・かなり好きです笑


ある意味、名前負けしてない美味しいビールで良かったと思う笑
複雑なベルギービールの味わいにチャレンジしたい人におすすめです!
この記事ではベルギーのヒューグ醸造所が造る、【La Guillotine(ギロチン)】をご紹介いたしました。
ギロチンはアルコール度数も高く、必然的にゆっくり味わうビールになると思います。
これぞコスパの良いビール!とおすすめできますね(^^)
夏場に水分代わりとして飲むのにはあまり向いていませんが、寒い時期や地域でじっくり味わって飲みたいビールです。
(水分代わりにビール飲むのはだめですが笑)
複雑な味は好き嫌いが分かれそうですが、チャレンジのつもりで一度飲んでみるのをおすすめします!


スイーツ系とのペアリングもぜひ試してみてください(^^)
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