【紅赤 -Beniaka-】COEDOのオリジナルビールはハーブのようなすっきりした香りが特徴

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こんにちは!光太郎です。

この記事ではCOEDO(コエドブルワリー)の【紅赤 -Beniaka-】を、実際に飲んだ僕の感想を添えてご紹介します。

紅赤 -Beniaka-は「紅」で「赤」というその名の通り、赤色をしているビールです。
それはモルトの色味はもちろんのこと、原料として使われている紅芋のおかげでもあるんです。

紅芋を使ったビールってなんだか気になりますよね?(^^)

詳しく見ていきましょう!

紅赤 -Beniaka-はコエドブルワリーのフラッグシップビール

紅赤 -Beniaka-はすでに述べた通り、紅芋を使った赤色をしたビールです。
紅芋とは、「さつまいも」のこと。

品種と工程については、公式サイトに「武州小江戸川越産金時薩摩芋紅赤/焼芋加工」と書かれています。

紅赤というさつまいもは突然変異で発見された品種で、さつまいもの系統としては最も古いものだそうです。
これをビールに使用してみようと考え実行したのが、ビールブランド「COEDO BERWERY」のスタートだったんです!

光太郎

詳しくはコエドブルワリーを特集した記事をどうぞお読みください(^^)

COEDOブランドで一番最初に造られたビールこそが、今回の記事テーマである「紅赤 -Beniaka-」だったんですね。

元々はラガースタイルとして造っていたそうですが、2015年に製造方法を変更。
これによってエールスタイルとなりました。

正式には「Imperial Sweet potato Amber」と名付けられており、オリジナルエールという位置付けになっているみたいです(^^)

2015年にラガーからエールに加齢に変身!

ちなみに「さつまいもを原料としたビールを造ること」の特許も取っているんだとか!
これらの特徴によって、僕自身は紅赤を「COEDOのフラッグシップビール」と勝手に呼んでいます。
(※注:フラッグシップとは、「旗艦」のことで、つまりこの場合は「主力商品」というような意味合いです。)

コエドのビールを飲むのなら紅赤 -Beniaka-は外せませんね!

光太郎

と言いつつ、今まで身近なお店で見たことがなかったため、通販で取り寄せた次第です(^^;

紅赤の製品情報

以下が紅赤 -Beniaka-の製品情報です。
公式サイトを参照)

  • 名称:紅赤 -Beniaka-
  • 製造:COEDO BREWERY
  • 国:日本
  • ABV:7.0%
  • スタイル:オリジナル・エール(Imperial Sweet potato Amber)

価格はおよそ400円前後。
缶ビールの製造は終了しているようで、瓶でのみ販売されています。

公式通販サイトの他、楽天市場やAmazonなどの総合通販サイトで購入可能。
また、大小様々なクラフトビールを含むお酒を取り扱うリカーショップでも購入できます。

このあたりは、COEDOの「クラフトビールとしてのブランド価値」がしっかりしているからこその販路とも言えるでしょう(^^)

お好きな通販サイトを利用して探してみてください♪

紅赤 -Beniaka-を飲んだ感想

以下が僕が実際にCOEDOの紅赤 -Beniaka-を飲んだ感想です。
【光太郎主観の5段階評価】

  • 泡立ち:☆☆☆☆
  • ホップ感:☆☆☆
  • モルト感:☆☆
  • 炭酸:☆☆
  • 総合:☆☆☆
光太郎

僕の主観なので悪しからず(^^)

紅芋が使われていて、本文中にも「赤色をしているビール」と表現しました。
とはいっても「目の覚めるような鮮烈な赤色」ということではなく、あくまでもアンバーエール的な赤色です。

言い表すなら、やや暗めの赤色って感じでしょうか。

これだけ見ると「黒ビール」と言われても差し障りなさそう。

アロマ(香り)はハーブのようなすっきりした感じが特徴で、フレーバーはレモンや洋梨のようなフルーツっぽい味です。
フィニッシュにはシトラス系の苦味が感じられました。

これらのことから、「さつまいも」特有のほくほくした甘みをイメージしていると「あれ、なんか違ぞ・・・」となるかもしれません。
(僕がそうでした笑)

甘口ではなく、すっきり系のビールです!

原料のイメージからすると意外ですが、すっきりしてます

紅赤 -Beniaka-はSDGsなビールとして誕生

序盤に少し触れましたが、紅赤 -Beniaka-は特許も取っているCOEDOブランドのフラッグシップビールです。

誕生したきっかけは、現在世界中で注目されている環境保護のテーマ「SDGs」が関係しています。

まず主原料のさつまいも(紅赤)ですが、これは形が悪いなどで商品価値がないものが使われました。

紅赤の正式名称は「武州小江戸川越産金時薩摩芋紅赤」ですが、これは通称『川越いも』と呼ばれる現地の特産品。
栽培方法は「武蔵野の落ち葉堆肥農法」という方法で育てられ、これは環境負担が少ない農法の1つだそうです。

実は早いうちからSDGsの考え方を取り入れていたビールでした(^^)

またビールの主原料である麦芽(大麦)は、「連作障害」の対策のため栽培されることになったもの。

連作障害とは、要するに同じ土地で同じものばかりを栽培することによる問題のこと。
同じ作物を栽培し続けると、土から特定の栄養素が無くなったり、バランスが悪くなったり、また害虫が多くなることもあるそうです。

そのための対策として、メインの作物を育てる合間に大麦を植えるようになったんだとか。

この育てた大麦をどう使うか?となり、提案されたのがビール造りでした。

こうして環境を大切にしようとした結果生まれた農作物をうまくビール造りに使ったことで、COEDOのビールが生まれたんです。

元々クラフトビールには地元産のものを使っているものが多く、その地域を助け、ともに盛り上がっていこうという意識が強いです。
(地元愛ってやつです!)

その中でも、紅赤 -Beniaka-は特に地元を助けているビールなのかも。
さらにはその延長として、今や世界で意識されているSDGsにも通じているんですね(^^)

光太郎

「1本買うと環境問題解決の団体に寄付される」などの形で環境保護活動をしているブルワリーはたくさんあります。
こうした考え方が、クラフトビールの素晴らしいところの1つでもありますね(^^)

もっと深いCOEDOを知りたい!という人はマストバイの1本

この記事では、国内有数のクラフトビールブルワリー「COEDO BREWERY」から発売されている【紅赤 -Beniaka-】をご紹介いたしました。

紅赤 -Beniaka-はCOEDOが特許を取っている「さつまいもを原料としたビール」として誕生した、同ブランドのフラッグシップビール。

誕生のきっかけはSDGs。
地元の農作物や環境を助けるという考えから生まれたんですね。

個人的にですが、COEDOのことを、ビールを飲むだけじゃなく「ブルワリーとしてもっと深く知りたい」という方にはぜひ飲んでほしい1本だと思います。

紅芋というさつまいもを使ったビール、味わってみませんか?

光太郎

COEDOの歴史はここから始まった・・・(^^)

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