こんにちは!光太郎です。
この記事ではベアレン醸造所の【ALT(アルト)】を、実際に飲んだ僕の感想を添えてご紹介します。
ベアレン醸造所は岩手県にある地ビールを造っているブルワリー。
あえて「クラフトビール」と言わず、「地ビール」と呼ぶところも特徴で、地元愛が非常に強いブルワリーの1つです。
今回はこのベアレン醸造所のレギュラービールの1つ「アルト」について解説いたします。
アルトは非常に飲みごたえのあるビアスタイルで、僕はかなり好きです(^^)
ベアレン醸造所のALT(アルト)は飲みごたえのあるエールスタイルのビール
ベアレンのアルトはその名の通り「アルト」というビアスタイルです。
発酵方法は上面発酵、つまりエールスタイルの1種ということになります。
エールといえば香りが強めで炭酸は弱めということで、ゆっくり味わって飲むのに適したものが多いものです。
しかしこのアルトは少し変わっていて、香りも炭酸もしっかり感じられつつも、モルト(麦芽)の旨味をしっかり味わえるビールなんです。
それは発祥国であるドイツに関係しているのかもしれません。
アルトとはドイツ語で「古い」を意味する言葉です。
(もちろん古い水や材料で造っているわけではないです!念の為・・・)
アルトスタイルが確立したのはドイツにあるビールの法律『ビール純粋令』が施行されるより前。
つまり、より伝統的な製法で造られている(つまり、古風な造り方をしている)からアルトという名称になっていると思われます。
最初からアルト(古い)なんていう名称で造られていたわけではないと思いますけどね(^^;
ベアレンのアルトの製品情報
以下がベアレンのアルトの製品情報です。
(公式サイト を参照)
価格は300台後半〜400円くらい。
あまり馴染みのないビアスタイルだと思いますので、まずはこのくらいの価格から飲み始めてみてはどうでしょうか(^^)
ベアレンのアルトを飲んだ感想
以下が僕が実際にベアレンのアルトを飲んだ感想です。
【光太郎主観の5段階評価】
僕の主観なので悪しからず(^^)
見た目の特徴としては、赤みがかったボディカラーが挙げられます。
これはモルト由来の色味ですが、カラメルっぽい見た目から甘みを想像できますよね(^^)
加えて香ばしさもあり、非常に満足度の高い1杯となるでしょう。
ドイツではアルトビールはたくさん飲むのが当たり前
アルトについてベアレン醸造所の公式ブログに書かれていることで、興味深いことが載っていたのでシェアさせていただきます。
アルトは、どの醸造所でも見た目がほとんど一緒。
デュッセルドルフでは、だいたい300mlのグラスで何杯もおかわりをして飲む(1種類のみ)。
そしてドイツビールらしく、「ドリンカブル」がゆえ、「たくさん飲むことができる」。
このこと自体が最大の魅力であり、飲み飽きしない味わいがアルトの特徴とも言える。ベアレン公式ブログ「ベアレン アルトについて」より引用
つまり、ドイツではアルトビールはガブガブ飲むビールの位置づけだそうです。
通常、上面発酵スタイル(エールスタイル)は1杯を味わって飲むようなイメージですが、さすがドイツ人といった感じでしょうか笑
同ブログの後半にはこのようにも書かれています。
アルトの本場、ドイツのデュッセルドルフでは、人々は同じビールを同じテーブルでひたすら飲み続ける。
その中でコミュニティが形成されビール文化が醸成されてきた。ベアレン公式ブログ「ベアレン アルトについて」より引用
つまり、アルトビールを通じて仲間意識が生まれるということなのでしょう。
個人的にこういう文化は面白いなって思います(^^)
日本語だと「同じ釜の飯」とか「盃を交わす」みたいな感じですね!
ベアレンのアルトは満足感の高いビールを探している人におすすめ
この記事ではベアレン醸造所の【ALT(アルト)】というビールについて解説してきました。
アルトはエールスタイルながら飲みごたえのある、非常にドリンカビリティの高いビアスタイルです。
ベアレン醸造所はドイツのビール造りをお手本にしており、アルトももちろん踏襲されています!
ドイツの人は何杯も飲むそうですが、個人的には1杯でも十分満足できるビアスタイルだと思います(^^)
もちろん飲める人はどんどん飲んでよし!
アルトは仲間とワイワイやって、ビールのコミュニティを造るのに一役買いそうなビールと言えますね。
自分で文章書いてたらまた飲みたくなってきた・・・
この投稿をInstagramで見る
コメント