僕も大好きなビアスタイルの1つです。
最後まで読んでってくださいね(^^)
IPAはイギリスで誕生したビアスタイル
「Pale Ale」はビアスタイルの1つ「ペールエール」のこと。
といっても、インドに全く関係ないわけでもありません(^^;)
ホップを大量に入れる理由ってなんだろう?
ホップを大量に使ったのはビールが痛まないようにするため
いわゆる大航海時代ってやつです。
まだ飛行機はありませんからね。
しかも案外美味い!こりゃイケる!(^^)
IPAの特徴
発祥国 | イギリス |
発酵方法 | 上面発酵 |
ABV | 4.5%〜7%程度 |
味の特徴 | ホップの苦味が強い |
適温 | 10℃〜13℃ |
合わせたい料理 | 肉料理、味の濃いもの |
また、同じ理由でホップも大量に使われているので苦味が強くなっています。
IPAはいろいろな種類がある
この記事で「IPA」と一括りにしていますが、実はIPAには結構種類があるんです。
ここではいくつかの種類を簡単に解説いたします(^^)
アメリカンIPA
アメリカンIPAはその名の通り、アメリカで発祥したIPAのこと。
多くは柑橘系のホップを強烈に効かせたもので、いわゆる「ホップヘッド」を大量に生み出したのがこのビアスタイルです笑
今日のクラフトビール人気のきっかけになったビアスタイルでもあり、今後も注目です!
イングリッシュIPA
イングリッシュIPAはイギリス発祥のIPAです。
イギリス発祥ということは、全てのIPAはここから始まったということでもありますね。
アメリカンIPAとは香りの方向性が違い、その多くは若草やハーブのような青々とした苦味であるのが特徴。
やはりすっきり飲めるものが多く、優雅な時間を楽しむことができるでしょう(^^)
ニューイングランドIPA(ヘイジーIPA)
ニューイングランドIPAは略して「NEIPA」と表記されます。
このビアスタイルはアメリカ北東部のニューイングランド州が発祥と言われていて、見た目(ボディ)が酵母で濁っているのが特徴。
このおかげでまろやかな口当たりになり、味も酵母のおかげでとってもフルーティ。
IPAのトガった苦味が苦手な人でも楽しめます。
ボディが濁っていることから「ヘイジー(=Hazy→濁り)IPA」とも呼ばれています。
ダブルIPA(インペリアルIPA)
ダブルIPAはホップを通常より多く使って造られたIPAです。
厳密に2倍(ダブル)かどうかは各ブルワリーによりますが、とにかく元々ホップの苦味や香りが強いIPAがさらにパワーアップしたものと考えて間違いないありません(^^)
「インペリアル(=Imperial→帝国の)IPA」という名称で呼ばれることもあります。
セッションIPA
セッションIPAは通常よりアルコール度数を控えめに造ったIPAです。
セッションというのは要するに「会話」のこと。
IPAらしい苦味はしっかり効いていますが、あまり酔いすぎず会話しやすいビールということで、飲み会の場にピッタリのIPAと言えます(^^)
ベルジャンIPA
ベルギーの酵母を使って造られているIPAで、苦味はしっかりありつつもフルーティであるのが特徴。
ホップやモルトの甘みや苦味とはまた違った風味を楽しむことができます。
ちなみに「ベルジャン」とありますが、ベルギーで誕生したわけではなく、実はアメリカ発。
「ベルギーの酵母をアメリカで使って造られたIPA」なのでお間違えなく!
ブリュットIPA
ブリュットIPAは「Brut IPA」と書きます。
ブリュットとは元々はシャンパンの風味を表す言葉で、「辛口」の意味があります。
ビールにおけるブリュットIPAは、モルトの風味を控えめにし、さらに糖分をほぼゼロの状態にしてよりホップの香りを際立たせたもの。
飲み口は非常にドライですっきりしていて炭酸が効いており、キレのあるIPAスタイルのビールです。
アメリカのサンフランシスコ発と言われていて、比較的新しいビアスタイルの1つです。
IPAは締めの一杯におすすめ
一般的には味や香りの軽いもの・薄いものから段々と重たい・濃いものへと進んでいくのが良いですよ(^^)
IPAのルーツを知って楽しく飲もう!
しかし今やIPAは世界中のクラフトビールシーンをリードする存在となっています。
大手ビールのピルスナーしか飲んだことのない方は、確実に衝撃を受けるでしょう。
レパートリーに加えておいて絶対に損はありませんよ!
クラフトビール界の花形スタイルは絶対外せない!!
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