こんにちは!光太郎です。
みなさん、「アンバーエール」ってビアスタイルはご存じでしょうか?
ペールエールやIPA、ヴァイツェンなどに比べると、ややマイナーな気がします。
しかしこのアンバーエール、実はなかなかのツワモノなんです(^^)
この記事ではビアスタイルの1つ、「アンバーエール」について解説いたします。
アンバーエールのことをあまり知らなかった人も初めて聞いた人も、読んでいただけると嬉しいです!
アンバーエールはアメリカで生まれたビアスタイル
アンバーエールはアメリカ西海岸で生まれたとされるビアスタイルです。
「アメリカンアンバーエール」と表現されることもあるんだとか。
アンバーとは「琥珀(色)」のこと。
琥珀色と言われてもピンとこないかもしれませんが、言葉にすると「やや赤みがかった茶色っぽい色」って感じでしょうか。
茶色のビールと聞くとかなり強そうなイメージになると思いますが、実際結構強いです笑
まぁ強いと言ってもアルコール度数が高いということではなく、味や香りが濃く、強いってことですね。
ペールエールよりもボディ(飲みごたえ)、ホップ、モルトともに効かせており、飲み手の満足度の高いビアスタイルといえます。
そういえば、ペールエールはイギリス発祥のビアスタイルです。
イギリスっぽく、香り高く上品なイメージがありますよね。
もちろんアメリカでもペールエールは飲まれていました。
しかしある時「どうせならもっとパワフルなビールを飲みたいからホップもモルトもどんどん入れよう!」と考えたアメリカ人がいたとかなんとか・・・笑
とにかく、アメリカらしい豪快さが誕生のきっかけになったということでしょう♪
(アメリカ人に品が無いとかそういう話ではないので!念の為(^^;)
アンバーエールの特徴
以下にアンバーエールの特徴をまとめました。
発祥国 | アメリカ |
発酵方法 | 上面発酵 |
ABV | 5%程度 |
味の特徴 | 甘さと香ばしさの効いたモルトとホップの香りが共存 |
適温 | 10℃程度 |
合わせたい料理 | ステーキ、ハンバーガー |
モルトには高温でローストしたカラメルモルトを使用することで、香ばしさと甘みを感じることができます。
またそのおかげで綺麗な琥珀色のボディカラーになっているんですね。
温度はややぬるめの10℃くらいを目安にして飲んでみるといいと思います。
その方がアンバーエールの「強さ(旨さ)」をより堪能できるはずですよ(^^)
アンバーエールの銘柄紹介
アンバーエールの銘柄を2つほどご紹介いたします。
どちらも僕が実際に飲んでの感想です!
1、杉能舎(すぎのや) 博多麦酒 AMBER
杉能舎は福岡県で創業150年を超える老舗の酒造。
そこからリリースされているのが主力銘柄の博多麦酒 AMBERです。
博多麦酒 AMBERはコクのあるモルトの風味が効いた、とても美味しいアンバーエール。
ビールのコンテストで金賞を受賞する実力を持っているのも納得です(^^)
2、Full Sail Brewing(フルセイルブルーイング) AMBER
フルセイルブルーイングはアメリカ、オレゴン州のブルワリー。
ここのAMBER ALEはオラホビール同様、主力銘柄の1つです。
甘くて苦いモルトの旨味が濃く、炭酸は弱め。
まさにアメリカンアンバーエールのお手本と言ってもいいようなビールです!
アンバーエールとペアリングしたいフードメニュー
前述の通り、アンバーエールは風味の強いビアスタイルです。
そんなビアスタイルとペアリングしたい料理も、やっぱり味の濃いものがおすすめ。
具体的にはステーキやハンバーガーなど「ザ・アメリカ」って感じのメニューがおすすめです。
また、カラメルモルトの甘みはレーズンやプルーンなどの酸味と合わせると違った顔を見せてくれます(^^)
個人的にはガッツリ肉料理を食べる時に一緒に飲みたいビアスタイルです!
パワフルなビールを飲みたいならアンバーエールをチョイスしよう
この記事ではビアスタイルの1つ、アンバーエールについて解説いたしました。
アメリカ生まれのアンバーエールはアメリカらしいパワフルな風味が特徴。
クラフトビールの人気スタイルって、どちらかというとIPAをはじめとしたホップの効いた香りの強いものが多いですが、アンバーエールの力強さは逆に良いと思います!
実際、一部の熱狂的なアンバーエールファンがいるのだとか・・・笑
「今日はガッツリ食べながら飲みたい」
「重ためのビールを探している」
そういう時はアンバーエールをチョイスしてみてくださいね!
アンバーエール、実は結構好きです(^^)
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